「最強」と言っても怒られない数少ない麻雀プロの一人。
「鈴木たろう」プロ(以下敬称略)は本名なのか?
結婚していて子供がいるのか?
また、話題になった協会移籍の理由。
さらにYouTube「鈴木たろうちゃんねる」などの動画や執筆した本など。
調査結果を報告したいと思います。
こんにちは「じじまが」です。
同卓したプロが可哀そうなくらい弱く見えてしまう麻雀プロ。
箇条書きにすれば長文になってしまう獲得タイトルをもつ「鈴木たろう」
「ゼウスの選択」「黒いデジタル」のキャッチフレーズ。
それに異論をあたえない打牌を見せつけてくれる強さ。
今回はそんな「鈴木たろう」のあれこれでございます。どうぞよろしく。
麻雀で勝てない人必見!堀慎吾の強さと思考が詰まったおすすめ本2選
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目次
【鈴木たろう】本名ですか?結婚は?身長・体重も知りたい
身長は高めで大柄な鈴木たろう、体重はどのくらいあるのでしょうか?
特に気になるのは「たろう」という名前ですよね?
多くの政治家や有力者が孫を将来政治家にしようと企て、選挙対策として命名を熱くプレゼンするも、これまた多くの嫁たちに一蹴されてきた名前「たろう」
鈴木たろうのお祖父さんは嫁を論破できたのでしょうか?
残念ながらできなかったようです…いや!そんな話はありません。
本名ではありませんでした。
詳しくはプロフィールのあとで。
【鈴木たろうwiki風プロフィール】本名について、体重も
- 名前:鈴木たろう
- 生年月日:1973年10月4日
- 出身地:茨城県水海道市
- 血液型:B型
- 趣味:将棋
- 体重:92kg(2020年11月計測)
- Mリーグ所属チーム:赤坂ドリブンズ
所属プロ団体:最高位戦日本プロ麻雀協会(2020年11月14日、日本プロ麻雀協会より移籍)
正確な身長はわかりませんでした…ごめんなさい。
Twitterの画像を手がかりに推測してみました。
本日は赤坂ドリブンズ(@AkasakaDrivens )さんとの合同練習会でした!
始まる前は和気あいあいとしていた選手たちでしたが、卓を囲むと途端に緊迫した雰囲気に――
Mリーグ2020開幕に備え、選手たちの最終調整も順調に進行中です🌸 pic.twitter.com/GS0nLowOA4
— KADOKAWAサクラナイツ🌸 (@kadokawa_sk) September 24, 2020
この集合写真の中で身長を公表しているのは岡田紗佳:170㎝
【岡田紗佳 】結婚や年収など役満ボディのモデル雀士/国籍も気になる
別の2ショットでは187㎝の松本吉弘プロより少し低めに見えました。184~185㎝はあるの
本名は?…申し訳ありませんお手上げです(…滝汗!)
体重で許してください。
そもそもこれだけ麻雀ばかりやっている人。
プロになる以前から本名以上に長く使われ定着していた「たろう」の通り名。
本名をつかう機会なんて役所と病院くらいしか考えられません…言い訳終了。
何か「いけないこと」をやらかして逮捕でもされればわかるのですが…。
さすがにそれはダメ!…ですよね?
【鈴木たろう】結婚はしてる?それとも…
結婚生活をおくっていて、お子さんが何人。
現在、そういう情報はありません。
ただ以前は結婚していて奥様がいらっしゃったようです。
それを裏付けるツイートが、
茨城の店に鈴木たろうの元嫁が麻雀打ちにくるらしい。結婚前から本当に怖そうな人だった。年を重ねて怖さは増しているだろう
— りょう (@PUojzd1P4m0FGMN) February 6, 2019
出身地茨城の店、元嫁というキーワードから以前結婚していたことが推測できます。
ですがわたくし「怖そうな人」「怖さは増している」の方が気になって気になって…。
結婚3年目のわたくしの嫁も、ちょっとずつ確実に怖くなってます。
この進行を止める方法だれか教えてください。
無断外泊した鈴木たろうの勤務店に、元嫁は電話をかけてきた。
鈴木〇〇はいますか? と鈴木たろうの本名で。
あの電話を受けたあと鈴木たろうは3ラスひいていた— りょう (@PUojzd1P4m0FGMN) February 6, 2019
「ゼウスの選択」が3ラス!?
もうやめましょう!この話。やめてあげてください!
【鈴木たろう】強い!獲得タイトル
- 最強位(第15期):近代麻雀が主催する麻雀界最大級のタイトル戦
- 雀王(第9・11・12・13期):日本プロ麻雀協会所属選手が参加するリーグ戦
- 愛翔位(第4期):日本プロ麻雀棋士会登録選手のうち愛翔位戦会員で優勝者を決定する
- 優駿位(第2期)
- 野口恭一郎賞(第8回):近代麻雀を発行する竹書房の創始者(故人)の名前を冠してつくられた、若手雀士対象の賞
- BIG1CUP(第10回):麻将連合の中で一番長い歴史を持つタイトル戦
- 無双位(第14期):日本健康麻将協会主催の国際公式ルールによるオープン戦
- オータムチャンピオンシップ(第10回):日本プロ麻雀協会の通常と異なる一発裏なしルールのタイトル戦
男性プロが挑戦できるほとんど全てのビッグタイトル!
麻雀界で最高と言われる「雀王」を4回(3連覇を含む)ですよ!
これに企画もののタイトル戦まで数えてしまうとなると…。
トロフィーの置き場に困ってしまうのでは?
…といらん心配をしてしまいます。
唯一持っていないのが「最高位」というのはネタバレでしょうか?
悪魔のような強さを発揮する鈴木たろう。
麻雀で下手(ヘタ)を打つことなんてあるのでしょうか?
…あったんです。
なぜかちょっと嬉しくなってしまいます。
それについてはのちほど…。
【ゼウスの選択・黒いデジタル】その異名はどこから?
相手のリーチや仕掛けにたいして、他のプロが「超危険」と判断する牌でも迷わず切り飛ばして、追いつき打ち勝つ。
それでいて「オリ」の選択もまた的確な鈴木たろう。
他にも、聴牌時の選択では思わぬ待ちで正解ばかり。
そんな印象から「ゼウスの選択」のキャッチフレーズがつけられた鈴木たろう。
もちろん実際には放銃することもあります。
しかし結果オーライだけでこれだけの成績をあげるのは誰が見ても不可能でしょう。
プロが観客の評価を気にするのは仕方ないことです。
あからさまな危険牌を切れば批判。
当たり牌を止めれば「カッコイイ」となります。
しかし鈴木たろう、いくつかのインタビューに応えていました。
- 「この牌は危険だ」と思っても、切るか止めるかは別の話。
- 危険牌でも「本当にオリたほうが得なのか」
- 「それを切らないのは本当に得なのか」(切らないのとオリるのは別なので)
ということを深く考えるべきであると。
素人麻雀の私たちのほうが深く共感してしまいますよね?
そりゃ麻雀本が売れることでしょう。
どうやら「黒いデジタル」はただのデジタルじゃないようです。
はい、そうなんです。
「黒いデジタル」と評される鈴木たろうの「デジタル」は、近年流行っている「統計による確率から導き出す戦術」とは別物でした。
「ツキなどの曖昧な要素を否定した論理的な思考に基づく戦術」
これが鈴木たろうの掲げるデジタル。
「黒いデジタル」と称されるものでした。
「運」や「流れ」などの存在を否定しきれないわたくしもかなり共感できるのですが…。
鈴木たろう、小林剛・村上淳とともに「オカルトバスターズ」として活動していたそうです。
おそらく「オカルト派」と分類されてしまうであろうわたくし「じじまが」、バスターされないか不安で…。
「オカルト」っていう呼称も好きじゃないんですよね…。
「黒いデジタル」が「ゼウスの選択」を導き出す。
麻雀スタイルそのものから生まれた鈴木たろうのキャッチフレーズでした。
【ゼウスの選択】最強麻雀プロがまさかの多牌
鈴木たろうMリーグ公式戦の親番で多牌をしてしまいました。
多牌とは規定よりも多く牌をツモってしまうミスで、ペナルティーはアガり放棄。
またしても元嫁からの電話でしょうか?
いや、今回は違いました。
鈴木たろう本人の注意不足ではありますが、その原因はルール改正でした。
もともとは「理牌をしてから第一ツモをする」と決められていました。
理牌(リーハイ)とは、シャッフルされて配られた配牌を整えることです。
それが「理牌する前に第一ツモをしても良い」と改正されたのです。
新ルールにしたがって第一ツモをした鈴木たろう。
理牌をした後、これまでの癖で再びツモってしまったという訳でした。
一瞬「やっちまった…。」という表情の鈴木たろう。
それでもすぐに切り替えて冷静に場を進めていたのはさすがプロ。
多牌アガり放棄でもできることはたくさんあります。
本物の「ゼウス」だって人間に騙されて人の肉を食べさせられちゃったんですから。
まだ試合開始からほどない東2局。
原因が元嫁からの電話でなくて本当によかったです。
【協会移籍の理由】やはり…
驚きというか、やはりというか「鈴木たろう電撃移籍!」は2020年11月のニュースでした。
理由はやはり唯一もっていない「最高位」への挑戦。
麻雀プロ鈴木たろうの最も鈴木たろうらしい理由ですね?
本当にカッコイイと思います。
Mリーグ赤坂ドリブンズ所属の鈴木たろうは「日本プロ麻雀協会」
他の3人のチームメイト、園田賢、村上淳、丸山奏子らは全員「最高位日本プロ麻雀協会」
仲間はずれにされるのがイヤだった訳でもなく(そもそもされていない!)
昔からの親友、村上淳プロに引っ張られた訳でもなかったようです。
むしろ移籍の希望を打ち明けた時には、3人が驚いたとのこと。
麻雀プロの人達にとって所属協会移籍というのは、私たちが考える転職どころではない非日常の話のようですね?
鈴木たろうがその悪魔のような強さで、瞬く間に「最高位」をもぎ獲るのか?
それとも高い壁に阻まれ、何年も苦杯を舐めることになるのか?
Mリーグの外にも強烈なドラマの匂いがプンプンしてきました。
最高位戦も目が離せない2021年になりそうですよ!
【プロ麻雀 Mリーグ】無料で過去&最新の試合を見よう!動画サービス4選
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【YouTube】鈴木たろうちゃんねるで動画配信
鈴木たろう、YouTubeで動画配信もしています。
おもな動画は自身のMリーグの試合を振り返り、ライブで解説するもの。
「鈴木たろうちゃんねる」麻雀が強くなりたい人には断然おすすめです。
1局ごと、1牌ごとに鈴木たろうの考察や感想が詳しく語られている動画なんですから。
また動画終盤では流れでQ&Aもしています。
わたくし「じじまが」鈴木たろうの体重ここで知りました。
Wikipediaではわからなかった本名や身長などもわかるかもしれません。
「半荘まるごと」なので長時間動画です。
長い動画が苦手な方には、「番外編」が面白いと思いますよ。
【鈴木たろうの本】おすすめする・しない
麻雀本を出さないはずがない鈴木たろう。
現在までに以下3つの著作本が出版されています。
- 2008年「デジタル麻雀の達人」鈴木たろう(著),小林剛(著),村上淳(著)
- 2015年「ゼウスの選択:デジタル麻雀最終形」鈴木たろう(著)
- 2017年「最強プロ鈴木たろうの迷わず強くなる麻雀」鈴木たろう(著)
おすすめは3の「最強プロ鈴木たろうの迷わず強くなる麻雀」です。
理由については、それぞれの特徴とともに説明したいと思います。
おすすめはできません「デジタル麻雀の達人」
わたくし「じじまが」個人の意見ではありますが、私が特異な訳ではないと思います。
やっつけ仕事の印象がぬぐえません。
- 編集や校正が雑すぎ:文章の内容とイラストのそれが異なるのはミスというより「いいかげん過ぎ」
- 使えるとは思えない戦術(2008年当時ですらつかえたかどうか?)
- 戦術本としてはすでに古い(共著者の3人が今も同じ考え方とは思えない)
何というか、「デジタル麻雀」ブームが下火になる前に大急ぎで出版した本。
無理に設定した開店日に間に合わせようと基礎工事を手抜きした百貨店のような本。
そんな感想をいだいてしまいます。
主観です。あくまで個人的な感想なんですが…。
中級者以上の人にはおすすめ「ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形 」
この本は競技麻雀(赤なし)ルールを前提としています。
フリー麻雀や天鳳では使えない戦術がほとんど。
「素人が真似をすると痛い目に遭いそう」
…というレビューがありましたが同感です。
ある程度腕に覚えのある(戦術の応用ができる)人向きの本。
仲間内で勝ち組になりたい人にはおすすめの本と言えるでしょう。
おすすめです「最強プロ鈴木たろうの迷わず強くなる麻雀」
あらゆるレベルの人が読んでも面白い、飽きない内容の本といえます。
麻雀で負けてばかりの新人OL「はな」さんと鈴木たろうプロの会話形式。
「頭にスッと入ってくる感じ」でとても覚えやすい本です。
3つの章、48のレッスンでステップアップしていく構成。
これはレベルアップが実感できるようで◎。
初心者のかたには特におすすめです。
Mリーグ/見逃し動画配信で名場面を見よう!
Mリーグの過去の試合が全て視聴できる「見逃し配信」
これに対応している動画配信サービスは、
- U-NEXT
- ABEMAプレミアム
の2つです。
Mリーグの試合は、ABEMAのリアルタイム視聴ならば無料で見ることができます。
しかし、リアルタイム限定なので見逃してしまうことも…。
もう一度見たい「名場面」だってあるでしょう。
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無料でお試しも出来ますので、すぐにでも見たい方は要チェックです。
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注:無料お試し視聴サービスはいつ終了するかわかりませんので、早めに利用しちゃいましょう。
【鈴木たろう】まとめ
日本麻雀界トップクラスの実力鈴木たろう。
並みのプロでは切れないような牌を切り、勝ち続けてきました。
その特異な切り牌や、戦術選択は「ゼウスの選択」と呼ばれています。
近年の「デジタル麻雀」よりもさらに踏み込んだ思考で構成される鈴木たろうの「デジタル」には「黒いデジタル」のキャッチフレーズも。
2018年Mリーグでは所属チーム赤坂ドリブンズの優勝に大きく貢献。
【Mリーガー強さランキング】男性麻雀プロ20人の一覧-2021-
しかし2019年ルール変更直後にはうっかり多牌をしてしまいました。
鈴木たろうの「たろう」は雀ネーム。
かなり昔からのあだ名由来で、本名ではありませんでした。
結婚は以前していたようですが離婚していました。
元嫁からの電話1本で3ラス。
鈴木たろうにとって元嫁は最大の弱点のようです。
敵に利用されたら成す術はないでしょう。
YouTubeで「鈴木たろうちゃんねる」を配信。
Mリーグの試合を振り返りライブで解説しています。
著書も3点。
中でも特に「鈴木たろうの迷わず強くなる麻雀」はおすすめです。
日本麻雀界のほぼ全てのビッグタイトルを獲得、「雀王」は三連覇を含む4回。
唯一もっていないビッグタイトルタイトルは「最高位」
これを獲るために協会を移籍までした鈴木たろうプロ。
カッコイイですよね?
Mリーグと2021年の最高位戦。
どうか健康に気を付けて、ドラマチックな麻雀を私たちに見せてください。
長文でした、最後まで読んで頂きありがとうございました。「じじまが」
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